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「アルバトロス」の確率や由来って知ってる?ついつい知りたいゴルフの豆知識

皆さんはゴルフにおけるアルバトロスとは何かご存知ですか?

アルバトロスとはゴルフのスコアのこと。

なんと多くのゴルファーの憧れ「ホールインワン」よりもさらに達成が難しいとされているスコアなのです。

本記事ではそんなアルバトロスについてわかりやすくご紹介します。

1 そもそもアルバトロスって何?

ゴルフにおいてホールインワンは達成が難しく、ゴルファーの夢と言われています。

しかしホールインワン以上に達成が難しいとされているのが「アルバトロス」。

アルバトロスとはパー5のホールを3打少なく2打で収めるように、パー数より3打少ない打数でホールアウトする事を意味します。

初心者にとってあまり聞きなれない「アルバトロス」は、英語で「アホウドリ」を意味する言葉です。

皆さんは2打少ないスコアにはイーグル(ワシ)と格好いいイメージを持つ鳥の名称がつけられているにもかかわらず、さらに難しいスコアがなぜアルバトロス(アホウドリ)と呼ばれるようになったかご存知ですか?

絶滅危惧種に指定されているアホウドリの希少性を滅多に出ないスコアになぞらえた説や、巧みに風を活かして遠距離を飛行できる並外れた飛翔力を持つことなどが名称の由来とされています。

2 アルバトロスはホールインワンよりも難しい?

ホールインワンより50倍難しいと言われているアルバトロスですが、なぜそれほどまでに難しいのかご存知ですか?

アルバトロス達成が困難とされているのは、そもそも達成できる状況が限定的なのが理由です。

パー数より3打少ない打数を決めるには原則パー5のコースでしか達成できないということ。

つまりパー3などのショートコースを含めてホールイワンよりもアルバトロスの方が、達成できるシチュエーションが圧倒的に少ないのです。

次に2打目でカップインするということは必然的に飛距離(パワー)と技術(スキル)2つの要素が求めらます。

そんな理由から2000年代以降の日本男子プロでも、約20人ほどしかアルバトロスを達成していないのです。

3 アルバトロスが出る確立

達成が困難なアルバトロス。

では具体的にその達成の難易度をみていきましょう。

アメリカの記録によるとアルバトロスの達成率はおよそ100万から200万分の1とされています。

200万分の1という確率は、なんとサマージャンボミニの1等賞(5,000万円)が当たる確立と同等だそう。

かつて1935年のマスターズ最終日、サンドウェッジの考案者として有名なジーン・サラゼンがアルバトロスを決めたことでプレーオフに持ち込み激闘の末に優勝を果たしました。

そしてジーン・サラゼンがアルバトロスを達成した15番ホールに掛かっている橋は「サラゼンブリッジ」と命名されたのです。

そんなエピソードからもいかに奇跡的なショットだったかが伺い知れますね。

まとめ

今回はゴルフのスコア「アルバトロス」についてご紹介しました。

アルバトロスとはパー5のホールを3打少なく2打で収めるように、パー数より3打少ない打数でホールアウトする事を意味します。

アルバトロス達成は多くのゴルファーが夢に見るホールインワンよりもなんと、50倍難しいと言われるほど。

数あるスポーツの中でもゴルフのアルバトロスは、まさに奇跡のプレイと呼べるのではないでしょうか。

昨年(2019年)ZOZO Championshipで石川遼プロが自身初となるアルバトロスを達成しました。そしてその瞬間、会場は大いに沸きました。

プロゴルファーによるスーパープレイを見るととても気分が高揚しますよね。

皆さんもぜひアルバトロス達成を目指してみてください!

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