【ゴルファー必読!】正しいフォロースルーでスイングのレベルアップ!
ゴルフのスイングでインパクトの後に行う動作「フォロースルー」。
”ボールを打った後の動作って本当に必要なの?”と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
しかしフォロースルーはその完成度がスイングの良し悪しを左右するともいわれている大切な動作なのです。
今回はそんなインパクトの動作「フォロースルー」について概要から練習方法までわかりやすくご紹介します。
1 フォロースルーとは
そもそもゴルフにおける「フォロースルー」とは、スイングを構成する動作の一つのこと。
ゴルフのスイングは「テイクバック」→「トップ」→「ダウンスイング」→「ため」→「インパクト」→「フォロースルー」→「フィニッシュ」の7つの動作を組み合わせた一連の流れです。
そしてフォロースルーは7つの動作の中でも、ボールを打つインパクト後の動作。
”インパクト後の動作の何が大切なの?”と思う方も多いのではないでしょうか。しかしフォロースルーはスイングの良し悪しを左右する重要な要素なのです。
正しくフォロースルーができていないということは、フォロースルーまでのスイングの動作が誤っているということ。
つまり正しいフォロースルーなくして安定したスイングを習得することはできないのです。
2 正しいフォロースルー
2-1 フォロースルーは大きく
理想的といわれているは、大きなフォロースルー。
野球などのスポーツでボールを遠くに投げる時、体全体で遠心力を使いますよね。
大きなフォロースルーはヘッドスピードに影響を与え、飛距離伸ばすのに効果的なのです。
さらにフォロースルーはスイングの見栄えや完成度にも影響します。
大きなフォロースルーは綺麗・美しいとされるスイングを習得するための近道なのです。
2-2 トップは小さく
大きなフォロースルーには、コンパクトなトップが望ましいとされています。
トップが大きい状態ではオーバースイング気味のため、ヘッドスピードの最大値はインパクトの直前になっていることが多いのです。
つまりせっかくのヘッドスピードを活かし切れていないということ。
一方でコンパクトなトップの場合には、ヘッドスピードの最大になるのはインパクト直後です。
ヘッドスピードを最大限に活かせるのはもちろん、ダウンブローに打ちやすくなるんですね。
2-3 腰をしっかりと回転させる
フォロースルーを大きくするためには、遠心力を活かしましょう。
そして遠心力を活かすためには、できるだけ腕の支点とクラブフェースの距離を長くする必要があります
左腕のヒジが外を向かないよう意識してみましょう。
また遠心力を最大限にするには、身体全体の回転が大切。
フォロースルーでヒジを曲げずに左腕をまっ直ぐと伸ばしている状態で、クラブから右手を離さずにいるには腰を回転させる必要があります。
腰をしっかりと回転させることで右腕が自然と伸び、正しいフォロースルーが実現するのです。
3 フォロースルーの練習方法
3-1 テイクバックしない
フォロースルーの練習ではスイングの動作を流れで行うのではなく、テイクバックを省いたスイング練習が効果的。
スイングを始めから練習するとどうしても意識がフォロースルー以外の動作に向いてしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが、フォロースルー直前のインパクトからスイングを始める練習方法。
インパクト前の動作を省略することで、フォロースルーに集中して練習できるのです。
動作をゆっくりにするなどの工夫をして、自分のフォロースルーの軌道を確認しつつ練習してみましょう。
3-2 逆スイング
正しいフォロースルーを習得するためには、逆の動きでスイングする練習方法もおすすめです。
まずは理想的なフィニッシュの形を作ってください。
そしてフィニッシュ→フォロースルー→インパクトの順で、逆からスイングしてみましょう。
インパクトの状態になったら通常の順番でスイングし、フィニッシュで逆スイングを繰り返してください。
この時ヘッドに掛かる重心を感じながらスイングするのがポイント。
フィニッシュ時に綺麗な状態になることを意識し、スイングを反復して行うのが効果的です。
まとめ
今回はゴルフのスイングを構成する動作の一つ「フォロースルー」についてご紹介しました。
フォロースルーはインパクトの後に行うスイングの良し悪しを左右する重要な動作。
正しくフォロースルーができていないということは、フォロースルーまでのスイングの動作が誤っているということ。
大きく、しっかりと腰を回転させるフォロースルーが理想的です。
そんな正しいフォロースルーを習得するためには、テイクバックを省略した練習や逆の手順でスイングをする方法が効果的。
正しいフォロースルーを練習して、ゴルフ上達を目指しましょう。