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ご自宅でもできる!グリップを交換をしたらスコアアップできる?!

ゴルフグリップはクラブを握りやすくするためにシャフトの手元部分に装着するパーツ。

ラバーなどで作られてあることが多く、ゴルフクラブとプレーヤーの体を結ぶパーツともいえ、形、重さ、色など様々な種類があます。

グリップは自分のスイングの傾向に応じたものに交換することで、ショットが安定したり飛距離が伸びたりといったことも期待できるのです。

実はこのグリップ交換ですが、ご自宅でも簡単に交換することができるんですよ。

本記事では、ゴルフのグリップ交換を行うことで得られる効果にや、自身にあったグリップの選び方・交換方法まで詳しく解説していきます。

1 あなたのグリップが劣化してませんか?

グリップは時間や使用期間が経過するにつれ、手からの脂汚れなどが原因で劣化していきます。

最初のうちは握った時にグリップ力が利くため、力まずスムーズにスイングができます。しかしグリップが劣化してしまうとつるつる滑るグリップになってしまうのです。

劣化したグリップでは滑って弾道が乱雑になるだけでなく、グリップを握りしめた手に力が入り過ぎてしまうことでスイングにも悪い影響が…。

グリップはゴム製のため見た目で溝がしっかり残っていたとしても経年変化し、いつの間にか硬くなっている事があるのです。

車に乗る方は定期的にタイヤを交換が必要だということと同じ考え方をすればわかりやすいかもしれませんね。

ゴルフのグリップも同じように交換をすることで、クラブの性能を維持しさらに向上させることが可能なのです。

2 グリップの選び方

ゴルフクラブを購入の際、標準でグリップが装着されていることが大半ですが、もちろんグリップ単品でも販売されており、グリップを付け替えることも可能です。

ゴルフグリップには様々な種類があり、形、重さ、色など自分のスイングの傾向に応じたグリップを選ぶことでショットが安定したり飛距離が伸びたりすることが期待できます。

 

グリップを選ぶポイントは以下の3つです

太さ・重さ

グリップの太さで飛距離や球筋が変化します。

例えば細いグリップだと球が飛びやすくなる傾向があり、リストターンでボールを捉えやすくなります。

一方、太いグリップはボールの方向性が安定すると言われており、コックしにくくリストターンを抑えられる特徴があります。

また、グリップを重くすることでスイングの際にヘッドが軽く感じたり、逆にグリップを軽くすると重く感じたりといった変化も。

安定性のある飛びを重視する方は、手元が浮きにくく安定性が保たれる重めのグリップを。飛距離を重視する方はヘッドが返りやすく飛距離がでやすくなる軽めのグリップがおすすめです。

バックライン

バックラインはグリップの裏側にある、縦に盛り上がったラインです。

  • バックラインあり
    手の平の中でクラブを一定の位置で握りやすくなり、フェースの向きを安定させることができます。
  • バックラインなし
    フェースを開いたり閉じたりして握りやすくなるため、球を打ち分けたい方に最適。

素材

素材は大きく分けて「ラバー・樹脂タイプ」と「コードタイプ」があり、握った感触やシャフトのしなりの部分に違いがあります。

  • ラバー・樹脂タイプ
    柔らかく、しっとりしたさわり心地が特徴でシャフトのしなりが感じやすのがラバー・樹脂タイプの特徴です。手の皮がやわらかい人、特に女性はコードなしをおすすめ。樹脂タイプはプラスチックでできているため、ラバーの柔らかさはないですが耐久性に優れています。
  • コードタイプ
    ラバーの中に糸が練りこまれているのががコードタイプ。硬いコードが入っているため、握った感触が硬くてシャフトのしなりも感じにくくグリップ感も強い。濡れても滑りにくいので安定したスイングをすることができます。

ゴルフクラブ自体を変えるより金銭的な負担は軽くで済むため、試しに交換してみてはいかがでしょうか。

3 グリップ交換に必要な道具は…

グリップ交換に必要な道具は以下が挙げられます。

  • 装着をするための新しいグリップ
  • グリップをカットするためのカッター
  • グリップを固定するための両面テープ
  • グリップをスムーズに入れるための溶剤

これら4点がグリップ交換には最低限必要なアイテム。そのほかにも揃っていると便利なアイテムは…

  • 万力
    テーブルバイスという名称で工作作業などで材料をはさんで固定する工具が「万力」。吸盤のようにして机に固定するタイプや、机に挟み込んで固定するタイプなどがあります。
  • 金属製のバット
    シャフトに巻いた両面テープを溶剤で浸す際に、したたり落ちてしまう溶剤を受け止めるために使用。
  • ラップ・紙ナプキン・新聞紙
    後片付けを楽にするために使用。

4 グリップの交換方法

4-1 古いグリップを取り外す

古いグリップをカッターでカットし取り外していきます。

グリップを剥がした際、シャフトに貼ってある古いグリップ交換テープを取り除きましょう。

古いテープをそのままにしておくと新しいグリップが装着しにくくなります。

剥がしにくい場合はドライヤーの熱で古いグリップ交換テープを暖めたり、グリップ交換液を古い両面テープに少量をスプレーし拭き取ってください。

4-2 シャフトにグリップ交換テープを巻いていく

シャフトに新しいグリップ交換テープを巻いていきます。

その際にテープを巻く前の準備として、装着するグリップの長さとテープを貼る箇所のサイズを合わせておくときれいな仕上がりになります。

テープの巻き方には2種類あります。

  • らせん巻き
    交換テープの端を斜めにカットし、テープが重ならないようらせん状に巻く方法。仕上げに約3cm程度を残して剥離紙をはがしシャフトのエンドの穴をふさぐように貼ります。
  • 縦巻き
    グリップの長さよりも短い位置から巻き、シャフトのエンドの穴にフタをするように折り返してテープを貼るのが縦巻き。装着するグリップの長さとテープを貼る部分のサイズを合わせておくと、仕上がりを一定にすることができます。

4-3 グリップ交換液をスプレー後シャフトを差し込む

テープを巻いたシャフトにグリップ交換液をタップリ吹きかけていきます。

吹きかけたあとグリップにシャフトを差し込んでいきますがポイントが2点あります。

  • 交換するグリップのエンドの穴に交換液が漏れないようティーを差込む。
  • 指で穴を塞いでグリップ本体の内側に交換液をスプレーし、シャフト挿入口を指の腹で押さえて交換液がグリップの内部に浸透するように軽く振る。

最後にグリップエンドに差し込んであるティーを抜いて、グリップの中にシャフトを素早く差し込みましょう。

4-4 ヘッドの向きを調整する

グリップの奥までシャフトを入れることができたら、グリップのセンターとフェイスの位置を確認しましょう。

あとは風通しのいい場所に12時間放置し、交換液が完全にが定着したことを確認してから使用してください。

ただしエラストマー製のグリップは、24時間以上を目安によく乾燥させるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本日はグリップの種類やその交換方法について解説してきました。

グリップ交換をショップに依頼したときに何日もかかってしまう場合、ご自分でグリップ交換をするのがおすすめです。

最初は慣れない作業ですが2・3本を作業をしてみると要領がつかめます。

太めのグリップ、細めのグリップなどを色々と付け替えて試してみることでご自身にあったグリップを探してみるのも楽しいですよ。

ぜひトライしてみてくださいね!

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