ゴルフでスランプになったら?原因から脱出法まで詳しく解説!
スポーツにおいて度々耳にする「スランプ」という言葉。
ゴルフも他のスポーツと同じく、長くゴルフをやっていると一度はスランプに陥るゴルファーは少なくありません。
それはシングルゴルファーでも、スコアが平均100以上のゴルファーでも同様です。
今回はそんな「スランプ」に焦点をあてて、原因と陥ってしまった際の脱出方法をご紹介していきます。
1 そもそもスランプとは?
そもそも「スランプ」とは、仕事やスポーツなどで一時的に調子がふるわなくなることを指します。
例えば今まで普通にやってきたことが突然できなくなったり、練習の成果が全く実をなさなくなり不調に陥ってしまうといった経験はありませんか?
スランプはプロやアマチュア関係なく起こりうるもので、その内容や重度も人それぞれです。
2 ゴルフでありがちなスランプとその原因
ゴルフでスランプといえば、うまく打てなくなってしまうという状態がもっとも多いのではないでしょうか?
いつも通りスイングしていたとしてもなかなか思うような方向に飛んで行かなかったり、シャンクやトップの連続になってしまう状況はとても悩ましいですよね。
そうするとスコア全体に影響が出るだけでなく気持ちの面で沈んでしまうことも…。
そんなゴルフのスランプの原因としてあげられるのが、下記の2点がります。
- 飛ばそうと思うあまり、グリップや肩に力が入ってしまうなど体全体が力みすぎている
- アドレスが変わってしまったりスイングのリズムが崩れている
対戦相手がいるなど練習と違った状況にいたり、もっと良いスコアを出そうと思うとやはり体に力が入りすぎてしまったり、いつものリズム通りにスイングができなくなってしまうことがあります。
実はスランプに陥ってしまった場合、スイング自体には問題がないことが多いのです。
にも関わらずスイングに問題があるのではないかと勘違いしてしまい、スイングを直そうとすることで、余計に調子が狂ってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
3 スランプからの脱出方法
ではゴルフでスランプに陥ってしまった場合はどのようにして改善すべきなのでしょうか?
詳しく見てみましょう。
3-1 下半身を意識する
体がこわばっていると下半身がうまく使えずに手打ちになってしまっている可能性があります。
手打ちになると、飛距離に影響がでるだけでなくスイングのリズムも毎ショット変わってしまいます。
スイングする際は毎度同じリズム感で打つことがとても重要です。
スランプに陥った場合は、手元やスイング自体を変えるのではなく下半身を意識してみましょう。
下半身の動きに注目するため、クラブを置いて両手で反対側の肩を掴みます。
両手をそのままの状態で下半身をアドレスの状態にセットします。
そこからゆっくりとテークバック、インパクトそしてフォローからフィニッシュまで下半身の動きを確認していきます。
これを数回繰り返して下半身のスイングの動きを体に覚えさせましょう。
3-2 ハーフスイングで練習する
練習などで、飛距離を気にせずハーフスイングでショットするのもおすすめ。
ハーフスイングはいわばスイングの基本です。
アイアンでクラブの振り幅を、時計の位置でいう9時から3時を意識しながらスイング練習しましょう。
その前にはそれよりも小さい振り幅(8時から4時)からスイング練習を初めて徐々に振り幅を広げていくのも有効です。
ハーフスイングの場合も手先の動きに頼らず、下半身や体の回転、そしてリズムを意識しながら練習しましょう。
そして両肩と両腕でできた逆三角形を崩さずに打つことがポイントです。
3-3 考えすぎないこと
スランプに陥ると、何がどう悪いのか…と考えすぎてしまいますよね。
その結果、スイングを変えたり色々と試行錯誤してさらに悪い状況になってしまい…と悪循環に陥ってしまう場合も。
そうするとせっかくの楽しいゴルフも楽しくなくなってしまいます。
そうならないために、考えすぎずシンプルにプレーを楽しむことに徹することもスランプから抜け出す方法の1つかもしれません。
少しの間、ゴルフから距離を置いて過ごすことも有効かもしれません。
期間は人それぞれですが、その期間を過ぎて久々にクラブを握るとスイングの感覚がリセットされて以前のように楽しくゴルフができるかもしれません。
まとめ
今回はゴルフにおけるスランプについてご紹介していきました。
もっと自分のスコアを伸ばしたい!飛距離を出したい!とスキル向上のために練習に励むことはゴルフなどスポーツの醍醐味ですよね。
しかしもっと大切なのは、シンプルに楽しむこと。
スランプに陥ることもたくさんあるかと思いますが、その時は原点にもどってシンプルなスイングを意識しつつシンプルにゴルフを楽しむことを心がけましょう。